-
森の中で休憩中『ディアナの水浴』(ブーシェ作)解説
森の中でくつろぐふたりの女性。ひとりは狩りの女神ディアナです。印象派の巨匠ルノワールはこの絵が大好きでした。 『ディアナの水浴』( Diane sortant du bain ) 1... -
ルーヴル美術館にある『ポンパドゥール侯爵夫人』の肖像(ブーシェ作)解説
ポンパドゥール侯爵夫人の肖像といえば、アルテ・ピナコテークにあるブーシェの肖像画やルーヴルにあるラ・トゥールの肖像画を思い起こしますよね。今回はそれらよりも... -
天球儀に手を触れる『天文学者』(フェルメール作)解説
17世紀オランダの天文学者の書斎には、天球儀、アストロラ―ベ、星座早見表などが置かれています。 『天文学者』( L’Astronome ) 1668年 ヨハネス・フェルメール ル... -
素描『イザベラ・デステの肖像』(レオナルド・ダ・ヴィンチ作)解説
ルーヴル美術館を代表する名画『モナ・リザ』のモデルではないかといわれた一人、ルネサンスの才媛イザベラ・デステ。嫁ぎ先のマントヴァの格上げに貢献したイザベラの... -
優雅な屋外の食事風景『狩の食事』(ド・トロワ作)解説
優雅な衣装を身に着けた貴族男女の絵で知られるジャン=フランソワ・ド・トロワ。フォンテーヌブロー宮の、ルイ15世の食堂を飾った『狩の食事』をどうぞ。 『狩の食事』... -
現れた聖母に驚く聖ルカ『聖ルカと聖カタリナの聖母』(カラッチ作)解説
バロック期に活躍したアンニ―バレ・カラッチの『聖ルカと聖カタリナの聖母』。聖カタリナと似たポーズを取る『聖マルガリータ』、その他ルーヴル美術館の収蔵品数点を掲... -
ナルキッソスを見つめるエコー『エコーとナルキッソス』(プッサン作)解説
自分大好き「ナルシスト」の語源になった神話『エコーとナルキッソス』。バロック期に活躍したフランスの画家プッサンが描いた、ナルキッソスの死の場面です。 『エコー... -
レンブラントの弟子による『ダヴィデ王の手紙を持つバテシバ』(ドロスト作)解説
闇に浮かぶ美しい裸婦像。レンブラントの弟子のひとりで、若くして亡くなったウィレム・ドロストの『ダヴィデ王の手紙を持つバテシバ』です。 『ダヴィデ王の手紙を持つ... -
ダイヤのエースを持つ『いかさま師』(ラ・トゥール作)解説
ろうそくを前にもの思いにふける「夜の絵」と対照的な、今悪事を働こうとするいかさま師たちの絵。他に『聖ヨセフ』、『悔い改めるマグダラのマリア』なども掲載しまし... -
ルーヴルに座る古代エジプトの書記座像解説
ルーヴル美術館にて仕事中?の、古代エジプトの書記座像。その働く男の姿に惹かれます。展示風景のおススメ動画もご紹介します。 書記座像( Le Scribe accroupi ) 紀...