引用元:泳ぐ乙女の形の「化粧スプーン」 CC-BY-SA-3.0-migrated CC-BY-SA-2.0
HANNAの書庫、少々リニューアルしました。
私と同じようなジャンルが好きで、限られた時間で館内を回りたい方向けに、
初めてルーヴル美術館を訪れた昔々のわたしにもわかるように作っています。
小さい頃、先にルーヴル美術館に行ってきた家族から、
旅行でヴィーナス像の写真を撮ってきた中学の時の教科担任から、
「とにかく一日では見切れないくらいたくさん美術品があるんだよ!」
と聞いていました。
実際に自分が行くことになった時は、
「『ミロのヴィーナス』『サモトラケのニケ』『モナ・リザ』、ルーヴルってほかにどんな作品があるのかな?」
くらいで、大して下調べもせずに行ってしまいました。
帰ってきてから気になった作品を調べていて、もっとちゃんと予習しておくべきだった、とすごく後悔したことを覚えています。
数年後しっかりガイドブック等で予習し、再訪問。
とりあえずお目当てのものは見られたけれど、あまりの混雑っぷりにクラクラしてしまいました。
展示されていることに気付かず、後でガイドブックで見て、「えっ、観るの忘れた!」「気付かなかった!! あああああ~」となり、翌々日また行った、なんていうことも。
本当に、一、二度じゃ足りなくて、「ええい、次だ! 次こそしっかり観るぞ!」と次の年もチャレンジ。
とにかく「混んでる」印象しかないルーヴル美術館でしたが、その後も訪れるたび、自分なりの攻略方法を編み出して行きました…いや、実際はそんな大層なものではないのですが…。
若い頃は体力任せで行動でき、一食くらい抜いてもガマンできました。
しかし持病がある現在、昔と同じことをして周囲に迷惑をかけることはできません。
もしまた行く機会があれば、今度はひとり旅ではなく誰かと、そして添乗員さんのいるツアーを選ぶことになるだろうなあと漠然と考えています。
もちろん薬も余分に持って行くし自重もしますが、まったくの一人よりは安心かな、と。
そして、限りある体力。館内でパンフレットやガイドブックを手に、何から見るべきか迷っているヒマはありません。
見たいものをある程度絞ってから行くつもりです。
というわけで、自分の好みが中心にはなってしまいますが、「ホルバインの作品を観たいが、どの展示室に行けばいいのか」「あの古代彫刻は何処に展示されているのか」と思ったときに参考にしていただける「予習ガイド」を作成してみようと思います。
よろしければ、お付き合いください。
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